■地域映像アーカイブス
地域映像アーカイブスとは、NHK(日本放送協会)が保管する、過去に放送された桑名に関するニュース、映像クリップ等を視聴できるサービスです。地域映像アーカイブスは、文献では見ることのできない「音と映像」で桑名の歴史を振り返ることができます。新たな視点から郷土史を見つめることができます。
■「昭和の記憶」収集資料展
「昭和の記憶」収集資料展は、図書館が取り組む「昭和の記憶」事業の一環で、図書館が地域の中で郷土資料を収集し、その公開を行うものである。市民の方々に、特に「昭和」に関する郷土関連資料を提供していただき、それをデータ化して整理、年に一度展示会を開催する。その目的は「薄れ行く昭和の記憶の風化を防ぐ」為である。
■堀田文庫
堀田吉雄氏(1899年~2002年)の蔵書。
氏の蔵書を「葦芽(あしかび)文庫」として自宅で公開。没後、ご三男が遺志を継ぎ公開していましたが、平成14年に閉庫となり、図書館に寄贈されました。
[内容]
民俗学に関する専門書2,840冊、雑誌606冊(5,479冊の雑誌を合本)
[略歴]
民俗学者・柳田国男に師事し、日本民族学会員となる。「山の神信仰の研究」で第五回柳田国男賞を受賞し、伊勢民族学会を設立した。
■秋山文庫
桑名藩儒者であった、秋山白賁堂(はくひどう、1789~1874)、その長男寒緑(かんりょく、1837~1897)、次男罷斎(ひさい、1849~1927)の三人の蔵書を指します。
昭和3年、罷斎の門下生が「尚徳会」を結成し、「白賁書院文庫」の保存を図る為に新屋敷に書庫を設置していましたが、後継者もなく、第二次大戦後、文庫は荒廃してしまった。そこに、桑名市に管理を移管する話になり、1,290部、3,833冊が「秋山文庫」として図書館の蔵書となりました。
[内容]
「資治通鑑」など板本を中心とする朱子学関係のもの
「桑名十景歌并序」など写本を中心とする桑名藩関係史料
[略歴]
秋山白賁堂は、本名勝鳴(かつなり)。白河に生まれる。父秋山勝往は、松平定信に重く用いられ「貫道斎」の号を賜り、270石を給された。その五男として育った白賁堂は、1791年設立された「立教館」の学頭に抜擢されるなど若くして秀才の誉れが高く、江戸の昌平黌(しょうへいこう)に遊学し、崎門学を修めた。文政6年(1823)藩主定永(定信の嫡子)が白河から桑名に移封になると、立教館も桑名に移され、教授となった。
■伊藤文庫
伊藤家所蔵の古文書。
[内容]
天正年間(1681~1684)、宝永年間(1704~1711)の江戸時代末期から昭和始めにかけての郷土史料、古典芸能、国文学関係など。410部、1,302冊
古いものでは、天和・宝永年間の板本を所蔵。その内容は、郷土史料、古典芸能、国文学関係など多種に及ぶ。
[略歴]
蔵書者・伊藤卯太郎氏は大正4年7月、桑名市宮通り生まれ。伊藤家代々に伝わる蔵書を桑名市に寄贈した。
■北村けんじ氏寄贈図書
北村けんじ氏は、1929年三重県桑名市(旧多度町)生まれで、多くの児童書を著された児童作家。桑名市中央図書館に多くの著書、児童の同人誌を寄贈された。同人誌については、合本し所蔵。
[内容]
『まぼろしの巨鯨シマ』(理論社)、『ギンヤマ飛ぶ空』(小峰書店)、『ふしぎなかくれんぼ』(文研出版)、『カワ太郎空をとぶ』(けやき書店)等の代表的著書を始め、児童の同人誌(合本仕様)を全国的規模で網羅し所蔵。
[略歴]
三重大学学芸学部養成科卒業。県内の小学校で教員、校長を務めながら、数々の児童文学作品を発表。『まぼろしの巨鯨シマ』でサンケイ児童出版文化賞、『ギンヤマ飛ぶ空』で1996年第36回日本児童文学者協会賞受賞。第五回ひろすけ童話賞受賞。「三重児童文学の会」の主宰者としても活躍。2007年8月21日ご逝去。77歳


