KCLスタッフブログ ~ブックとラック~

2017年7月のアーカイブ

2017年7月25日(火)PM3:48|投稿者:KCLスタッフ

『調べる学習相談窓口』開設のお知らせ

楽しい夏休みが始まりましたね!

桑名市立中央図書館では、今年も『調べる学習相談窓口』を開設いたします!

「調べる学習の『テーマ』が決まらない・・・」
「どうやって調べたら良いか、アドバイスが欲しい!」
「まとめ方が分からない」など、作品づくりに悩んだら、相談窓口までおこしください!
図書館の司書が、みなさんの調べる学習をサポートいたします!

クリックすると拡大します



☆日時:2017年7月21日(金)~2017年8月31日(木)
13:30~17:00
*混雑時の相談時間は30分を目安とさせていただきます
☆場所:桑名市立中央図書館 3階児童コーナー
☆対象:第13回桑名市「図書館を使った調べる学習コンクール」に応募される方
☆受付:桑名市立中央中央図書館 3階児童コーナーへ直接お越しください
(お電話での受付や、事前の予約はおこなっておりませんのでご注意ください)
☆持ち物:筆記用具
調べたことを作品にまとめて、第13回桑名市「図書館を使った調べる学習コンクール」にぜひご応募ください!!

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「桑名市 図書館を使った調べる学習コンクール」についてはこちらをご覧ください


 

 

 

 

<くわにゃん>

2017年7月25日(火)PM3:35|投稿者:KCLスタッフ

「大人の図書館ツアー」を開催しました!

6月25日に、「大人の図書館ツアー」をこちらのスケジュールで開催いたしました。
プログラムの内容や、当日の様子をご紹介いたします。

ツアースケジュール
当日は、幅広い年代の方6名にご参加いただきました。
担当スタッフによる、図書館の概要や、本の並び方の説明の後、
館内ツアーにて、返却ポストの内側や自動化書庫の仕組みなど
図書館の裏側を見ていただきました。

DSCF7966

「本はどのように並んでいるのでしょう?」



また、本を棚に返す配架体験では、該当の場所を見つけると「ここだ!」と言いながら、楽しそうに本を戻されていたのが印象的でした。
終了時刻には、「コツがわかってきたところだったのに・・・」と残念そうな声も聞かれました。

今回は、4階の郷土資料室「歴史の蔵」に入り、江戸時代に書かれた桑名藩士の親子の交換日記『桑名日記』『柏崎日記』を題材に、郷土資料の世界をじっくりとご覧いただきました。
『桑名日記』『柏崎日記』については、以前に紹介しましたこちらの記事をぜひお読みください。

渡部家の交換日記 ~『桑名日記』と『柏崎日記』(2016年8月5日)

「歴史の蔵」に入ると、「なんだか空気が違う!」という声が上がりました。
蔵の中には、年月を経た古文書や郷土資料文庫があり、資料群の生み出す空気があるのかもしれません。

蔵の中をひと回りしたあとは、机を寄せて、皆さんでお話していただきながら、資料を見ていただきました。
『桑名日記』の自筆本(写)では、日記を書いた平太夫さんの筆跡を感じながら、石取祭の記述をたどります。

「ここに石取祭のことが書いてある!」



下の写真は、当時の住所録を手がかりに、平太夫さんの家を、江戸時代の絵図の中で探しているところです。
広げているのは「桑名藩城下図 文政8年(明治45年写)(『桑名藩史料集成 付図』所収)」という絵図で、 桑名藩士の家も記載されている興味深い資料です。

「平太夫さんの家はどこでしょう?」



みなさん身を乗り出して、真剣なまなざしで探されていました。
紹介したい資料がたくさんあり、時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ツアーに参加された方からは
「返却ポストや書庫の仕組みを知ることができて良かった」
「配架方法を今後に役立てたい」
「歴史の蔵にある、貴重書にふれることが出来た」
などのお声をいただきました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

毎回ご好評いただいている『大人の図書館ツアー』
今後も、図書館のことをより深く知っていただき
図書館のご利用に役立つツアーを開催してまいります。

次回の開催も、ご期待ください!

くわにゃん・志るべ

カテゴリー:イベント, 桑名・三重
2017年7月11日(火)PM2:33|投稿者:KCLスタッフ

『慶長自記』から見る桑名

「ブックとラック」をご覧のみなさま、こんにちは。
次第に強くなる日差しに、夏の訪れを感じている< かぶら >です。

以前、桑名城についてご紹介した記事「絵図で見る桑名城」の中で、 『慶長自記』という資料について少し触れました。
今回は、『慶長自記』についてご紹介します。

 

『慶長自記』とは、慶長4年(1599)秋から慶長20年(1615)正月までの桑名の出来事を記した資料です。

著者は、船馬町で酒屋を営んでいた太田吉清です。

冒頭には、
慶長四年己亥秋米判金一枚四十九石、其後四十八石より七、六、五、四石なり。
と、慶長4年秋の物価が細かに記されています。

『慶長自記』は、当時の物価記録が多く記されており、吉清が商売を生業としていることが伺えます。
「同(慶長)三戊年に治田(員弁郡北勢町)に銀山出」とあり、この付近で銀が採れたことがわかるなど、桑名の歴史を辿る上で貴重な資料です。

 

また、慶長6年(1601)4月24日。nigaoe_hondatadakatsu
この日、桑名藩初代藩主・本多忠勝が初めて桑名城へ入ったことも記されています。

 

忠勝は、徳川家康に仕えた小牧長久手の戦いや、小田原攻めなど数々の合戦でその豪勇を賞賛されました。
そして慶長5年(1600)関ヶ原の戦いでまた大功を立て、翌6年に伊勢桑名藩の初代藩主となったのです。

『慶長自記』には、桑名の藩主となってから忠勝が行った「慶長の町割」といわれる町の整備についても記されています。

忠勝の行った町割が今も市内の随所に残っていることは、あまり知られていません。
「慶長の町割」については、

桑名町割の事、五月の末に被仰付、六月十八日に普請始り、エミトホリコノ舟入ほられ申候。
(中略)町中家蔵こぼち、春日の内に小屋をさし、取はらい、

と、 忠勝が行った町割は、町中の家や蔵を壊し、作り直すなど徹底されたものでした。
家を追われた人々は春日神社の境内に仮小屋を建てたり、川に浮かべた筏の上で生活を行うほどだったようです。

忠勝が慶長17年(1612)11月に春日神社に鳥居を寄進したことにも触れています。

現在の春日神社鳥居(スタッフ撮影)

現在の春日神社鳥居(スタッフ撮影)



現在の春日神社の鳥居は青銅の鳥居として有名ですが、忠勝が寄進した当時のものは木材で出来ていました。
鳥居建設にかかった材木等の費用や、大工の名前や行事などが、『慶長自記』に記されています。

 

『慶長自記』は、『桑名市史 補編』『日本都市生活史料集成 7 港町篇』で活字化された資料として読むことが出来ます。

一人の町人として桑名を見つめた吉清の視点で、桑名の歴史を振り返ってみるのもまた面白いかもしれません。
ぜひ一度、手に取ってご覧ください。 gosenzosama
 

 

 

▼関連資料
『桑名市史 本編』 近藤 杢/編,平岡 潤/校補 桑名市教育委員会 1987
『桑名市史 補編』 近藤 杢/編,平岡 潤/校補 桑名市教育委員会 1960
『日本都市生活史料集成 7 港町篇』 原田 伴彦/[ほか]編集 学研 1982
『寛政重修諸家譜 第7 新訂』 続群書類従完成会 1980
『国史大辞典 1 あ~い』 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1979

 

< かぶら >

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